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どうも~、雪町あんじゅです。
あ、ありのまま起こった事を話すぜ! ブログを更新しようとしていたら、いつの間にか寝落ちしていた! な、何を言っているのかわから(略)
と、言うわけで久しぶりのフリーな夜。睡眠に全て使ってしまいました・・・・・・よよよ・・・・・・
やりたいこといっぱいあったのに・・・・・・メイプルで雑談とか、サイト巡りとか・・・・・・
とりあえず、今回も続きからが長くなりますので、コメ返からいきましょう!
天海さん>セーフ!一塁!
はくちゃん>審判、どっちです!?
沖田さん>長文ありです。ふぁんぶる氏は喜んでるようです。
キリトさん>セーフ!一、三塁!
零さん>セーフ!文句なしで得点が入ったかと思いきや、ベースの踏み忘れでアウト! ゲームセットだお ・3・
零さん>わ、私に感謝してないで、お母様にね?
と、言うわけでアレな画像はもうアップしない事に決定! でも一日数枚ペースでメールにてふぁんぶる氏から画像が届いているという実態。まともな画像は載せて行きたいですね。
どうやら、ふぁんぶる氏は好評な反応に気を良くしたみたいです。パッチがどうとか、MODがどうとか、自由度が半端じゃないとか、ソフトの可能性に目覚めたようですね。
というわけで、本日のあんじゅ~!
ネットで入手した新ポーズとかどうとか。かわいいというよりかっこいい感じですね!
笑顔が素敵です。でも画像タイトルが「核兵器はいかが?」でした。
さて、長文になるので続きからをどうぞ~
『アナタと供に歩む風~MapleStory~』第122話。始まります。
貨物コンテナの後ろに身を隠し、あんじゅは周囲の様子をうかがった。直ぐ目の前を戦車のような機械兵器がキャタピラ音を響かせながら走り抜けてゆく。
その後も、断続的に同じ機械兵器が一定の間隔で目の前を通り過ぎてゆく。地面からの振動が収まり、脅威が去ったと判断。そして思わず止めていた息を吐き出した。
(ここが……未来のジパング……)
コンクリートと鉄筋で出来た建物が立ち並び、潮の匂いとオイルの匂いが混ざり合った巨大な船着場。その場所のかつての名は『お台場』である。
あんじゅは周囲を警戒しつつ、貨物コンテナ裏から飛び出し、無造作に積み上げられていた段ボール箱を手に取った。
未来の世界でも文字は変わっておらず、読むことは可能だった。『お台場→秋葉原』と書かれた配達伝票が目に留まる。
「アーシアさんからの依頼……軽々しく受けすぎちゃったかなぁ」
未来へ送ると言われた時には、アーシアの正気を疑ってしまったあんじゅではあったが、実際このように送り込まれた後では、彼女が何ら嘘を言っていたのでは無いことが裏付けられてしまう。
ともなれば、ジパングが次元の乱流に飲み込まれ、消滅してしまうという話も虚言とは思えなくなってしまった。想像しただけで全身を寒気が襲う。
「けど……私がやらなきゃいけないんだ」
手に持った槍を見据える。幾度となく死地を供に乗り越えた相棒と、自分のスキルが未来の世界でも通用すると信じて前に進むしかないのだ。俯いていた顔を上げる。目の前にはアーシアから指定されたタンカーが幽霊船のように海に浮いていた。
乗り込み、そして駆動ユニットを探し出す。アーシアに合流しろと指示を受けていたジパング最強の兵士とやらの姿は見えないが、実際にタンカーへと乗り込んでみなければ何も始まらない。
震える心に喝を入れ、タンカーに乗り込もうと足を踏み出した瞬間である。後方から地面を踏みしめる音が聞こえ、驚いたあんじゅは手に持っていた段ボールを頭の上から被り込んでしまった。
「動くなっ! 機械兵団ブレイズめ!」
怒声が辺りに響き渡る。あんじゅは段ボールの取っ手から声を発したのが真後ろに立っていた青年である事を確認した。
「見たことの無いタイプの機械兵器だ、段ボールを被った奴なぞ我々は確認していない……ハッ!? まさか貴様が駆動ユニットを配送する機械兵器だな!? 情報ではアフターロードのいずれかが所持しているとの事だったが……まぁいい! ここで破壊する!」
「ち、違いますよ!?」
銃を向けられたあんじゅは、思わず立ち上がり、段ボールを払いのけた。青年は、段ボールの中から出てきたのが年若い異性であることに驚きを隠せなかった。
「に、人間だと!? BWZ内に生き残りが居たとは……バカな、信じられん!」
青年はあんじゅを警戒しているのか、銃口は下げたものの、距離をとって反応を伺っている。
「お前は何者だ? それに、その格好は何だ!? 答えろっ!」
あんじゅはその質問に口を紡ぐしかなかった。過去の人間と言った所で信じられる筈もなく、目の前の青年が素材の解らない装備を纏っているのに対し、あんじゅはセーラー服である。どう答えても青年の理解が得られるとは思えなかった。そこで、あんじゅはアーシアからの言葉を思い出す。
『現地の兵士に聞いてください』
(アーシアさん、無茶振りがすぎます)
泣きたくなるあんじゅではあったが、おそらく目の前の青年がアーシアの言っていた兵士で間違いない。ならば、目的は一緒の筈だ。
「わ、私は……とある人に、貴方を手伝って駆動ユニットを奪還するようにと……」
「奪還に手を貸すだと?……ユニットのことを何故知っている? 俺が受けたオペレーションに援護があるとは聞いていない。セカンドプランなのか? 部隊名と称号を言え!」
言葉に詰まるあんじゅ。その様子に青年は声を荒立てながら銃を突きつけた。
「部隊名と称号を言うんだ!」
涙目になるあんじゅ。このままでは協力するべき相手に撃たれかねない。何とか誤魔化すことを考えていると、空気を震わす独特な風切り音とともに、飛行型の機械兵器軍が青年の背後から迫ってきていた。
「ちっ! なぜ居場所がバレたんだ!」
「貴方が大声で叫び続けるからですっ!」
青年は右に、あんじゅは左へと駆け出す。飛行型の機械兵器……オーバーロードは全機、青年の方へと向かっていった。槍しか持たないあんじゅに比べ、銃火器を持っている青年の方が脅威度が上だとAIが判断したためであった。
先頭を飛ぶオーバーロードに搭載されたガトリングガンが回転音を残しながら火を噴いた。青年は「くそっ!」と悪態をつき、敵の初弾を転がりながら回避する。
転がった勢いを殺し切る前に、青年は銃口をオーバーロードへと向け、引き金を次々と引いた。その一撃一撃がオーバーロードを打ち落としていく。アーシアに『当時最強』と言われるだけの実力を青年は持っていた。
しかし、一対多の戦闘では多勢に無勢。波のように押し寄せてくる敵の猛攻に青年が放った弾丸は飲み込まれていく。刹那、敵の主武装であるレーザービームが青年の銃を後方へと吹き飛ばす。回収しようにも、すでに銃は熱で溶けてしまっていた。
「こんなところで、死ぬわけにはいかない!」
青年はボディアーマーの内側から携帯型の爆弾を投げる。時限式のその爆弾は機械兵器軍の波に飲まれた後、空中で大爆発を引き起こした。爆風が周囲を押し流す。青年も爆風によって後方へと弾き飛ばされ、貨物コンテナに背中を打ちつけ、ようやく止まった。
爆炎が未だに揺らめく中、オーバーロードの燃え盛る残骸が地上へと落下してゆく。全てを破壊したように見えた……しかし、大気が揺らめくと、爆炎の中から機械兵軍が飛び出してくる。爆発で削られた機体を無理やり羽ばたかせ、爆発の原因である青年に対し、特攻をしかけるかのようにスピードを緩めず突っ込んでくる。
「くっ……!」
武器はない。素手で機械兵軍は倒せない。目の前に迫りくる機械兵軍が自らの死である。体は動かない、だが瞳だけは生きる事を諦めてはいなかった。
その瞳が見たのである。先ほど出会った不思議な少女を。
オーバーロードが全機、青年の方へと向かったことを確認したあんじゅは、タンカーの傍にあるディリッククレーンを駆け上がっていた。空中ユニットであるオーバーロードに対し、槍は届かない。届かないならば、届く場所まで行くだけである。
大気が震えたかと思うと、下方で大爆発が起きる。青年が何らかのスキルか武器を使ったのだろうとあんじゅは判断する。だが、下方を見下ろすあんじゅの目は爆発を逃れたオーバーロードを確認していた。
そして青年は動かない。
あんじゅは迷い無く、ディリッククレーンから飛び降りた。青年目指すオーバーロードを上空から捉える。
「させない! スキル……『ドラゴンスラッシャー』!」
槍の先端が闘気を纏い、空気さえ切り裂くような鋭角さを瞬時につくり出す。一振りで二体のオーバーロードを撃墜したあんじゅは、着地と同時にスキル『パサーブルヘイスト』を発動。瞬間的にナイトロードと同等の瞬発力とジャンプ力を得たあんじゅは、貨物コンテナの壁を蹴り、再び宙を舞う。再び槍を振るったとき、三体のオーバーロードが地に落ちた。そこでオーバーロードの足が止まる。脅威度の見直しにより、青年よりもあんじゅが危険と判断したのだ。主砲であるレーザービームの一斉射撃による殲滅を行うため、オーバーロード軍はあんじゅから距離を置いてチャージを開始した。
その行動を見たあんじゅは即座に判断を下す。スキルは十分に通じるのだ。ならば一網打尽にするのみである。あんじゅは青年に叫んだ。
「お願い! 耳をふさいでいて!」
青年は目の前で起こっている光景を口を半開きにしたまま見ていたが、あんじゅの声に反応し、とっさに手で耳を塞いだ。
青年の行動を見届けたあんじゅは、槍の切っ先を自分の手のひらへ少しだけ突き刺す。激痛が手に流れるが、それを無視。自らの血が槍を伝う事を確認したあんじゅは宙に槍をかざし、魔法陣を描く。あんじゅの血で描かれる魔方陣は宙に固定され、落ちることは無かった。
魔法陣が完成するのと、オーバーロードがレーザービームのチャージを終えるのはほぼ同時であったが、レーザーが発射される直前、あんじゅの魔法陣に罅が入り、『内側』から現れたのは巨大な何かが表れる。それは、巨躯紫龍の頭であった。
「スキル……『ドラゴンロア』!」
スキル宣言と同時に、紫龍の大咢が開き、大気を揺るがす咆哮がお台場を襲った。倉庫群の一部が倒壊し、付近のガラスは一枚残らず破砕され、ディリッククレーンでさえ傾いた。そしてその大音波は機械兵軍を飲み込み、全てのオーバーロードは衝撃波によって粉砕された。
青年が放った爆弾による火災もすべて吹き飛び、辺りに静寂が訪れる。
紫龍は満足したかのように喉を鳴らすと、あんじゅに目配せして魔方陣の内側へと戻っていく。
「ごめんね、ありがとう」
紫龍が戻りきる前につぶやいたあんじゅの声が届いていたのか、紫龍は少しだけ笑ったような顔になる。首が収まりきると、魔法陣は役目を終えひび割れて砕けた。
そして残るのはあんじゅと青年のみ。
「……お前は一体? 何故俺を助けた?」
体が痛むのか、片腕を抑えながら青年があんじゅの前へと立つ。その問いかけにあんじゅは沈黙で返した。
「ダンマリか、いいだろう……ユニットは……国防の、いや人類の存続をかけた鍵。しかし、その重要性が敵に知られたからこそ、強奪されてココに俺がいるわけだ」
青年は少しだけ表情を崩すと、直ぐに顔を引き締める。その表情に迷いや怯えなど微塵も感じられない。
「もはや隠す必要はない。ユニットはこの戦局を覆すために必要なコアであり、奪還する指令を受けて俺はBWZに潜入した。お前の目的は知らんが手を貸してくれるのであれば、利用させてもらう」
そして青年はあんじゅを睨む。
「お前の出自は問わない、その不思議な力もな。だが、勘違いするなよ、まだお前のことを信用したわけじゃあない。ユニット発見の上で裏切るのであれば……」
視線だけで射殺さんとする青年の視線を、あんじゅは正面から受け止める。それだけの覚悟が目の前の兵士にはあると感じることは容易であった。
「俺の命をかけて、お前を倒す」
かくして、ジパングの運命を決める戦いが始まる。
はい、嘘です、ごめんなさい、許して下さい、続きません。あ、石を投げないでください! このSSもらった時に思いついちゃっただけなんです! 出来心でした!
できれば毎日一枚くらいの画像で更新したいなぁ・・・・・・
では、また!
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